大感激!憧れのあの方に・・・
週刊アスキーのインタビュー連載で、念願が叶い
元・宝塚歌劇団雪組のトップスターさん、麻実れいさんにお目にかかりました。
麻実れいさんは、1985年に退団されたのちも舞台人としてすでに20年のキャリア。
数々の演劇賞を受賞されている、ご存知、本格派の舞台女優さんです。
最近では、蜷川作品の「オイディプス王」をギリシャ・アテネで再演したことでも話題になりました。
麻実さんが雪組のトップスターさんだった当時、私は小学生。
習っていたバレエの先生が歌劇団の関係者だったことから
両親に連れられ、初めて大劇場に足を踏み入れました。
座ったのは三階席の一番後ろ。
舞台上の皆さんは豆粒ほどで、大階段の頂上なんて舞台の天井が邪魔して
全く見えませんでした。
なのに、ハマっちゃったんですね。
その時の演目は、ロシアの時代物で
皇女アナスタシアが奇跡的に生き延びて・・・という
宝塚には珍しく悲劇的なお話でした。
昨日の麻実さんのお話によると、雪組は渋好みの作品が多い組だったのだとか。
確かに、雪組の皆さんは職人肌の方ばかりでした。
ダンスの名手、日舞の達人、オペラ歌手顔負けの歌姫などなど。
麻実さんの歌声も大好きで、いまだに歌えます。わたし。
だから特にショーやミュージカルが素晴らしかった!!
今思うと、あまり宝塚っぽくなかったというか
大人の雰囲気漂う、ワンランク上の舞台、だったように思います。
初めて麻実れいさん&遥くららさんゴールデンコンビを拝見してからというもの
雪組公演の前日にはプレイガイドの前に並び、整理券を入手。
なんといってもプレミアチケットでしたからね。
ということで、麻実さんのすべての公演、リサイタル、ディナーショーまでぜ~んぶ伺いました。
その憧れの方にお話をうかがえるとなると
私の興奮と緊張は最高潮。
お約束の時間、1時間前にはスタンバイしていました。
この仕事をしている同僚たちに言わせると
「憧れの人には会わない方が良い」のだそうですが・・。
と~~~んでもないっ。
実際お目にかかった麻実れいさんは、もう素晴らしいっのひとこと。
穏やかで、自然体で、愉快で。
やっぱり、理想の大人の女性、でらっしゃいました。
「芝居も、結婚生活も、人生も、積み重ねていくものなんだとつくづく思います」。
ぐぐ~っとお腹に染みたことばです。
麻実さんの生き方そのものがわたしの目標、です。
ご自身の生き方を極めていらっしゃるお話に
深く深く感銘を受けてしまいました。
こんな近くで・・、狂喜乱舞です。