小柴昌俊さん

2002年にノーベル物理学賞を受賞された
東京大学の小柴先生にお目にかかりました。

東大の敷地に足を踏み入れるだけでキョロキョロ、ソワソワ
すっかり挙動不審になる私。
それにしても海外からの留学生が多いのですね。
東大って。

その広い敷地内を探し回ること15分。
ようやく先生のいらっしゃる理学部の建物に到着しました。

これまでに何百回と尋ねられたであろう質問に
かすかにため息をつきながらも、かみ砕いて説明してくださいました。
(感謝!!)

「これまで基礎科学がなにに役立つか、そればかり聞かれてきた。
でもこの学問の発見はお金にはならない。
真理に近づくことそのものが尊いことなんだ」
印象に残ったことばです。

200回を越えた週刊アスキーの連載史上最短時間の30分。
あの素敵な笑顔とともに、先生はお帰りになったのでありました。


大急ぎの写真撮影。
カメラマンさんも大あわてでした。